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うつ病カウンセリングはどこで受ける|種類、費用、保険

[2023.07.31]

うつ病や、自分を取り巻く様々な困難な状況を、誰かに聞いてもらいたい、相談したいという場合は、専門家によるカウンセリングの利用を検討するのも有効な方法です。
カウン

セリングを受ける事により、自分の状況や物事の受け止め方の整理、今後の対策を見つける等、自分自身でよい選択ができるようにサポートしてもらえます。

 

この記事では、カウンセリングとは、得られる効果、受け方・場所の探し方・種類、費用などを解説します。

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カウンセリングの定義

診断書に「うつ病」、「うつ状態」と書かれていても、その人ごとに、病状、原因となった物事、状況はそれぞれ異なるものです。
主治医は、患者の現在の症状をヒアリングすると共に、

  • 身体の状態
  • 既往歴
  • 家族歴
  • 生活歴
  • 適応状態

なども確認した上で、治療の方針を決定していきます。

 

治療は、「薬物療法」以外にも、必要に応じて「休養」、「環境の調整」、「カウンセリング」なども選択肢として挙がります。
患者の経過に照らし合わせて、その時の状態に応じて追加、修正の検討、実施が行われます。

 

一口に「カウンセリング」と言っても、対応する分野、内容、意味合いの幅が広く様々で、明確な定義付けがされた言葉ではありません。

 

「こころの健康、メンタルヘルスに関してのカウンセリング」は、専門家による心理学的なサポートを指すケースが、日本では主となっています。

 

カウンセリングは多岐に渡っていますが、『問題を解決したい「患者」が自分で良い意思決定ができる状態になるように、カウンセリングの専門家である「カウンセラー」が、サポートする。対話をメイン手段として進める。』という要素が、共通しています。

カウンセリングと心理療法の違い

専門家と患者の対話などでこころの問題解説を目指していく療法に、「心理療法」があります。

 

日本では、「カウンセリング」と「心理療法」は、ほぼ同じ意味合いで捉えられていますが、この2つは正確には、異なるポイントがあります。

 

「カウンセリング」は、前述のように、カウンセラーが患者と対話しながら、患者の気持ちや状況を理解して、患者自身が自ら問題の解決を行っていけるようにサポートする事を指します。

 

「心理療法」は、より医学的なアプローチが強い療法となり、近年では、エビデンス(根拠)に基づくサポート、科学的立場からの介入が重要視されるようになって来ています。

 

心理療法には、

  • 来談者中心療法
  • 認知行動療法
  • 精神分析的心理療法
  • 遊戯療法
  • 家族療法
  • 問題解決療法

など、様々な種類があります。

カウンセリングが適している場面

カウンセリングを受けるタイミングの例を紹介します。

 

・うつ病の回復期で、生活などの行動を見直したい時
・復職を考えている時
・自分自身がカウンセリングを受けたいと思う時
・うつ病の方本人ではなく、周囲の家族が受けたい時


うつ病の回復期で、生活などの行動を見直したい時
うつ病の発症に至った生活習慣の乱れやストレス元などを、カウンセラーとの対話の中で見直し、対処方法を見つけていきます。

復職を考えている時
うつ病の治療が進み、状態が落ち着いてくると、復職や復学へ向けて主治医と計画を立てる、リワークプログラムへ参加する等、するべき事が増えてきます。
早く復帰したい、しなくてはという焦りも出るケースもあります。
そのような際に、カウンセリングを通して、焦らずに復帰への目標を、その人に合ったペース、方法を探していきます。

 

リワークプログラムについての解説記事もございます。併せてご参考にされてください。
「リワークプログラムで職場復帰|種類、内容、費用を解説」
https://mame-clinic.jp/column/rework-program

自分自身がカウンセリングを受けたいと思う時

カウンセリングは、受ける本人の意思が何より尊重されるので、うつ病の方ご自身が納得して受ける必要があります。
周囲の家族がカウンセリングを希望しても、本人が拒否する場合は、無理に受けさせたとしても、対話がうまく行かない可能性が高まります。


うつ病の方本人ではなく、周囲の家族が受けたい時

うつ病で治療中の方の周囲の人・家族も、その関わりあいの中で、こころの疲れを抱える事が多くあります。
うつ病の方本人ではなく、家族がカウンセリングを受けるケースも珍しくはないので、家族も受けられるカウンセリングがあるかどうか、主治医に相談すると良いでしょう。

カウンセリングで得られる効果

ここでは、カウンセリングを受けた際に、どのような効果が期待できるのかを解説します。

気持ちや状況を「理解してもらえた」という感覚

カウンセリングでは、患者はカウンセラーに自分の気持ちや状況を話し、カウンセラーはそれを理解するために耳を傾けます。
そのプロセスの中で、「理解してもらえた」、「すっきりした」という感覚を実感する事が、カウンセリングでは重要です。
「誰かに理解してもらえた」、「自分の抱えていた事を話せてすっきりした」という経験や、カウンセラーとの信頼関係構築により、患者が直面している問題に、患者自身で取り組むきっかけとなっていきます。

自分を客観視できるようになる

カウンセラーに話す事で、自分を客観視できるようになり、

  • 自分の抱えていた気持ち
  • 病気に陥った自分自身の考え方や行動パターン
  • 環境要因

などに気付く事ができます。

現在の心境・状況から、今後の対処術を身に着けられる

カウンセラーからのアドバイスや介入により、カウンセリングを受けるに至った体験をどのように捉えて、今後自分がどう生きて行くとよいか、ストレスに対しての対処の仕方、自分のマネジメントの方法などを習得していきます。

 

カウンセリングは、その性質上、外科的な手術のように効果が外部からも明確に分かりやすいものではありません。

  • 患者の動機付け、捉え方
  • カウンセラーがどのように患者と関わるか
  • 患者とカウンセラーの関係の質(信頼関係などの質)

といった様々な要素が、「カウンセリングの効果」に影響すると考えられています。

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カウンセリングの受け方・場所の探し方・種類

ここでは、カウンセリングの受け方・探し方や、どこで受ければよいのか、カウンセリングの種類などを解説します。

カウンセリングの受け方・探し方

  • 通院している医療機関、主治医に相談する
  • 所属する学校、会社でカウンセリングを受けられるか確認する
  • 市区町村の福祉課などの、自治体窓口で相談する
  • 地域の保健所、精神保健福祉センターに相談する
  • インターネットで検索、口コミなどを見て探す

など

カウンセリング場所の探し方のポイント

カウンセリングの質は、自分に合っているかどうかが大きなポイントとなります。
自分に適した療法や、カウンセラーとの相性などが大きく響きます。

 

カウンセラーの持つ「資格」には、様々な種類があるので、専門知識の幅広さなどの判断材料の一つとして、参考にするのも良いでしょう。

 

資格例

資格名 認定団体
公認心理師 国家資格・文部科学省・厚生労働省の共管
臨床心理士 公的資格・日本臨床心理士資格認定協会
学校心理士 民間資格・学校心理士認定運営機構
臨床発達心理士 民間資格・臨床発達心理士認定運営機構
ガイダンスカウンセラー 民間資格・日本スクールカウンセリング推進協議会
認定心理士 民間資格・日本心理学会
産業カウンセラー 民間資格・日本産業カウンセラー協会

その他、民間資格のカウンセリング資格が多数あります。

カウンセリングの種類

カウンセリングの実施形態にも、様々な種類があります。

  • 個人
  • グループ
  • 電話
  • メール
  • オンライン

個人でじっくりカウンセリングを受ける、グループで同じ悩みを抱える方の話も聞いたり、自分の話をしたりする、電話で話す、等。
会議などでも使用頻度の高まったオンラインチャット、ビデオ通話などの技術を使用してのカウンセリングも登場しています。

 

メールやチャットで文章で伝えるために「書く」という事も、思考の整理などに役立ちます。

 

ビデオ音声通話、電話でのカウンセリングの場合は、自分がリラックスして落ち着ける場所、本音が話せるよう、家族や他の人に聞かれる事のない、プライバシーの確保できる空間を確保すると良いでしょう。

カウンセリングの費用は保険適用外が多い|回数、併用

ここでは、カウンセリングの費用はどれくらいかかるのか、保険適用になるのか、回数、治療との併用などを解説します。

カウンセリング費用の相場

カウンセリングを受ける施設や回数、方法などにもよって、費用は異なってきます。
費用相場を表にまとめます。

カウンセリング方法 費用
対面 7,000円前後~10,000円を超える事も/60分
通話、ビデオ 5,000円~10,000円/60分
メール 1往復で1,000円~3,000円/2週間で9,000円弱

上記相場は、あくまで目安になります。
メールやチャットなどのメッセージでのカウンセリング等は、費用無制限のプランの用意がある施設もあります。
カウンセリング料金は、基本自由診療となるため、上限はなく、施設によっての違いが大きくなります。
納得して受けられる費用であるかどうかを、前もって確認しましょう。

カウンセリングの費用は保険適用外が多い

保険適用になる 心療内科や、精神科といった医療機関で「うつ病」と診断が出て、医師がカウンセリングを行う場合
保険適用外 心理士が心理的な支援を行う

現在の主流は、「病気の治療に医師があたり、心理的支援は心理士が行う」という治療・支援の流れが一般的なため、保険適用外になるカウンセリングが多いです。
医師の役目は、治療と薬の処方を主とし、それ以外は他の専門家の範疇とするためです。

カウンセリングを受ける回数は、その人ごとに異なる

どのようにカウンセリングを進めるか、何回ほど受けるかは、その人ごとに異なります。
カウンセリングを受ける方の、状況や状態、カウンセリングに対する要望は様々だからです。
思っていたより回数が少ない、多い等、カウンセリングを受ける本人の想定と、実際のカウンセリング回数が異なると、それもストレスの素となってしまいます。
カウンセリングを開始する前に、遠慮なくペースを確認して納得してカウンセリングにあたりましょう。

 

施設やカウンセラーにもよりますが、傾向を紹介します。
実際の回数は、カウンセリングを受ける施設にお問い合わせください。

 

「カウンセリング」:患者主体になるよう対話をしていくもの
カウンセリングを受ける本人の希望に応じて、受ける回数を設定する傾向があります。

 

「心理療法」:認知行動療法などのカウンセラーからの介入もあるもの
週に1回などのペースで、数か月カウンセリングを行う、長期継続になる傾向があります。

うつ病カウンセリングの費用を抑えるには

カウンセリングを受けたいが、費用が心配で受けられない等、困る事も多々あると思います。
公的機関による無料の相談窓口なども、厚生労働省のポータルサイト等で、多数紹介されているので、ぜひ利用しましょう。

 

相談窓口の例:
「働く人のこころの耳相談」:フリーダイヤル、LINE、メール
出典:厚生労働省・こころの耳・「相談窓口案内」
https://kokoro.mhlw.go.jp/agency/

 

上記以外にも、仕事、キャリア、職場のパワハラ・セクハラ、生活、こころの健康、DV・性暴力、自死、外国語で相談したい、こども向けなど、様々な項目での相談窓口が紹介されています。

 

それぞれに利用時間帯、カウンセリング可能な時間、文字数などの規約があるので、確認の上、利用しましょう。
費用が発生する場合は、きちんと説明を聞き、検討の上、利用しましょう。
また、費用面の心配をクリアにする事も、気持ちの安定に重要です。

地域の相談窓口 役所の福祉課、精神保健福祉センター、保健所、ハローワーク、
就労支援移行施設、保育課、児童相談所など
民間の窓口 加入している医療保険の相談窓口など

様々な支援や、カウンセリング費用の支給がある等、地域によって支援は様々なので、自分に合った解決方法を見つけるために、ぜひ相談しましょう。

カウンセリングとうつ病治療の併用は可能

うつ病の治療と、カウンセリングの併用は可能です。
カウンセリングを受けたい、と思ったら、
①カウンセリングを受けられる状態であるかどうか、主治医に相談する。
②主治医がカウンセリングを受けられる状態かを判断する。
確認のステップを踏み、主治医の許可が出た上で、カウンセリングの併用をしましょう。
主治医が、カウンセリングを受けるのが困難な状態と判断した場合、治療優先となるケースもあります。必ず確認をしましょう。

うつ病カウンセリング・まとめ

こころの健康問題は、長期に渡って向き合う事が必要です。
1人で抱え込まず、また、治療を始めても焦らず、根気強く、改善を目指しましょう。

 

また、カウンセリングにかかる際、「話す内容をまとめてからでなくては」と考える事はありません。
困っている状態を理解してもらう事が重要となるので、「話しながら整理する」も良いし、「気になる点や相談したい事を思いついたまま書いた簡単なメモを持参していく」でも良いのです。
対面が苦手な場合、オンラインで完結できるアプリも、現在では豊富にあります。
ぜひご自分に合ったカウンセリングを見つけましょう。

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参考文献

厚生労働省:こころの耳「Q5:カウンセリング効果の実際は?」
https://kokoro.mhlw.go.jp/mental-health-pro-qa/mh-pro-qa005/
厚生労働省:e-ヘルスネット「カウンセリング / 心理療法(かうんせりんぐ / しんりりょうほう)」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-088.html

 

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