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血圧が高めの人におすすめのサプリ・成分は?

[2022.12.13]

 

血圧の正常値は診察室測定で最高120mmHgかつ最低80mmHg未満、家庭測定で最高115mmHg未満かつ最低75mmHg未満といわれています。正常値を超える血圧が続く場合は血圧が高めかもしれません。この記事では、血圧が高めの人におすすめのサプリや成分についてご紹介します。手軽にできるところから高血圧対策を始めてみてください。

 


 

目次

1.血圧が高めの人におすすめの成分は?

2.ほかにもこんな成分が有効

3.高血圧の方のサプリの選び方

4.血圧が高めの方におすすめのサプリ3選

5.サプリの服用で注意したいポイント

 


血圧が高めの人におすすめの成分は?

特定保健用食品として「血圧が高めの方に適する」と表示する認可を受けている食品素材(関与成分)には以下のものがあります。

  • ペプチド

  • 酢酸

  • γ-アミノ酪酸(GABA)

  • 杜仲葉配糖体

  • フラボノイド

これらの食品素材(関与成分)が血圧を下げる作用を持つことに対しては科学的根拠が示されており、消費者庁長官の許可が与えられています。それぞれの食品素材(関与成分)について、以下でくわしく紹介していきます。

 

ペプチド

ペプチドは複数のアミノ酸が結合した成分です。ペプチド関連物質はサプリの主成分としてよく使用されています。ペプチド関連物質には、イソロイシルチロシン、サーデンペプチド、ラクトトリペプチド、海苔オリゴペプチド(ノリペンタペプチド)、ローヤルゼリーペプチド、わかめペプチド、かつお節オリゴペプチド、カゼインドデカペプチド、ゴマペプチドなどがあります。

ペプチド関連物質には血圧を上昇させる原因の1つである物質「アンジオテンシン変換酵素(ACE)」の働きを阻害する作用があるため、血圧をおだやかに下げる効果を期待できます。

 

酢酸

酢酸(さくさん)は食酢の主成分であり、食酢の3~5%を占める物質です。ラットを使った動物実験により、酢酸には心臓の機能を抑制する作用や、末梢血管を拡張して血管抵抗を抑えたり血流量を増やしたりする作用があることが証明されています。また、ペプチドと同様、酢酸も「アンジオテンシン変換酵素(ACE)」の働きを阻害する作用があるとされている物質です。それらの作用により、酢酸には血圧を下げる降下させる効果があると考えられています。

 

γ-アミノ酪酸(GABA)

GABA(ギャバ)は「体に良い効果を期待できる物質」として、最近、よくテレビや雑誌などの健康特集に取り上げられる物質のひとつであり、GABAを配合した食品も増えています。GABAに認められている作用とは、人の興奮を抑えることによるストレス緩和や血圧降下などです。

GABAはアミノ酸の一種で、正式名称はγ(ガンマ)-アミノ酪酸といいます。GABAは自然界にも幅広く存在する身近な物質として、植物や動物などにも含まれています。

GABAの主な作用は以下の通りです。

  • 心臓の血管につながる抹消自律神経節を一時的に遮断し、心臓の血管の筋肉収縮を部分的に抑える
  • 血管を収縮させるホルモン「バソプレシン」や神経伝達物質「ノルアドレナリン」の分泌を抑える

GABAのもつこのような作用によって血管が拡張するため、血液が流れやすくなり、血圧を下げてくれるのです。

 

杜仲葉配糖体(とちゅうようはいとうたい)

杜仲葉配糖体とは杜仲の葉に含まれる固有の成分であり、メタボリックシンドロームに対する効果があるとされています。杜仲葉配糖体の主な加工品のひとつが杜仲茶などの健康食品です。

中国の四川省原産の植物・杜仲は樹高20mにもなる落葉性喬木であり、1科1属1種・雌雄異株と、非常に珍しい植物です。6500年前から生息しており氷河期を生き抜いてきた古い生物のため、「生きる化石」とも呼ばれています。

杜仲葉配糖体(ゲニポシド酸など)が持つ作用とは、NO(一酸化窒素)など血管を拡張させる因子の活性化です。また、杜仲葉配糖体は副交感神経(ムスカリン受容体)に働きかけて平滑筋を緩め、血流の抵抗を抑えます。それらの作用によって、杜仲葉配糖体が血圧を下げる効果を発揮することが確認されています。

他にも、杜仲葉エキスが「アディポネクチン(善玉アディポサイトカイン)」を増加させたり、肥満やコレステロール・中性脂肪、内臓脂肪蓄積、インスリン抵抗性などを改善したりする効果が、動物試験によって証明されています。

つまり、杜仲葉配糖体は高血圧を含むメタボリックシンドローム全体を改善する効果を期待できる成分なのです。血圧が高めなだけでなく肥満などにも悩んでいる方は、積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

フラボノイド

フラボノイドはポリフェノールの一種で、植物に含まれる有機化合物群の色素の総称です。ビタミンPと呼ばれることもあります。

フラボノイドには4,000以上の種類があり、大豆に含まれるイソフラボン、ゴマに含まれるセサミン、赤ワインに含まれるアントシアニン、緑茶に含まれるカテキンなどはすべてフラボノイドの種類です。

フラボノイドの特徴として、強い抗酸化作用や血管強化作用があります。英国クイーンズ大学が2021年8月に公表した研究では、フラボノイドを多く摂取する人は腸内細菌叢に高い多様性が認められ、血圧にも良好な影響を及ぼすとされていました。フラボノイドの摂取量が多い人には収縮期血圧や脈圧が低い傾向があり、血圧が高い人が少なかったのです。

 

ほかにもこんな成分が有効

高めの血圧を改善する効果があるとされている成分としては上記の他にも、ナットウキナーゼやヒハツ由来ピペリン、ビタミン・ミネラルなどがあります。

ナットウキナーゼは納豆のネバネバに由来するタンパク質分解酵素です。ナットウキナーゼには末梢の血流を改善する作用があることから、高めの血圧を下げる機能があるとされています。

ヒハツ由来ピペリンは、東南アジアに分布するコショウ科の植物「ヒハツ」に含まれている成分です。ヒハツ由来ピペリンが血管内における一酸化窒素(NO)の作用を増強することにより、血管の拡張や血流の促進、高めの血圧の改善といった効果があるとされています。

ビタミン・ミネラルも、高めの血圧が気になるようになったら積極的に摂取したい成分です。特に、ビタミンB6やビタミンB12を葉酸と併せて摂取すると血管内を狭くする原因のひとつである「ホモシステイン」の増加が抑えられるので、血圧を下げる効果が高まります。他には、体内から塩分を排出しやすくするカリウム、血液の凝固を促すカルシウム、カリウムの作用やカルシウムの吸収をサポートするマグネシウムなども、血圧が高めの方におすすめの成分です。

高血圧の方のサプリの選び方

ここでは、高血圧の方がサプリを選ぶ際のポイントとして、主な4つをご紹介します。

特定保健用食品であるか

血圧が高めの方を対象としたサプリには機能性表示食品と特定保健用食品があり、機能性表示食品が多数です。一方、特製保健用食品とは、消費者庁長官より個別の許可が出ている食品のため信頼性や安全性が高く、安心して飲むことができます。商品のパッケージを見れば特定保健用食品か機能性表示食品かがわかるので、購入する前に確認するようにしましょう。

 

効果が期待できる成分が入っているか

高めの血圧を下げるための対策としてサプリを選ぶなら、効果を期待できる成分が配合されているかどうかを確認することが大切です。上記で紹介した成分が入っているかどうかをチェックするだけでなく、含有量もみてみましょう。

サプリの品質をチェックする際は、GMP認証があるかどうかを確認してください。GMPマークは製造工程管理が厚生労働省の定める「健康食品GMPガイドライン」の基準を満たす製品のみに表示が認められるものなので、製品の品質を比較する際の重要な手掛かりになります。

 

継続的に飲むことができそうか

サプリを利用して高めの血圧を改善できた実感を得たいなら、継続することが大切です。そのため、ある程度の期間、継続して飲むことができそうかどうかも、サプリ選びにおいて重視する必要があります。

継続できるかどうかを左右する要素のひとつが飲みやすさです。サプリには錠剤やカプセル、顆粒やゼリーなど、さまざまな形状があります。また、1日あたりの摂取量や大きさもそれぞれです。毎日、しかも1日に数回飲むものであるため、のどに引っかかることなく飲みこみやすいか、携帯しやすいかなどをチェックしましょう。

 

また、継続するためには、サプリの味やニオイも無視できない要素です。サプリの主成分の原料によっては臭みが強いサプリもあります。加えて、天然由来の原料を使用しているサプリの場合、製造時期によって色やニオイが一定でない場合もあるのです。

たとえば、納豆から作られるナットウキナーゼや魚由来の成分であるEPA/DHAは素材独特のニオイがするかもしれません。魚や納豆のニオイが苦手な方は、購入前に試供品や無料お試しを利用するなどして、飲み続けられそうかどうかをチェックしたほうが良いでしょう。

 

コスパがいいか

血圧が高めの方を対象として製造されているサプリの多くは、ある程度の期間にわたって飲み続ける必要があるため、コスパの良さも重要です。血圧が高めの方向けサプリは、約30日分で980〜3,700円程度が相場となっています。サプリの価格が高いから効果が高い、安いから効果がないともいえず、自分に合っているかどうかが大切です。配合されている有効成分を吟味したうえで、納得のいくサプリを選ぶようにしましょう。

 

血圧が高めの方におすすめのサプリ3選

ここでは、ドラッグストアなどでも入手しやすく、サプリの初心者にもおすすめの商品を3つ、ご紹介します。

 

小林製薬 血圧ヘルプ

製薬会社の小林製薬が開発した「血圧ヘルプ」(形状:ソフトカプセルタイプ)。有効成分としてGABA(γ-アミノ酪酸)が配合されており、血圧が高めの方の血圧を降下させる効果が報告されている機能性表示食品です。

国内製造で安全性の高い品質管理、飲みやすいソフトカプセルタイプであることが「血圧ヘルプ」のこだわりポイント。摂取量の目安は1日1粒と手軽に飲めるので、サプリ初心者にもトライしやすい商品です。小林製薬公式通販サイトでの価格(30日分)は税込1,944円(定期購入なら税込1,749円)※と、お財布にやさしい低価格なので継続しやすいでしょう。

※2022年11月現在の価格

高めの血圧が気になる方に|血圧ヘルプ|小林製薬

 

エーザイ ヘルケア

製薬会社のエーザイが開発した「エーザイ ヘルケア」(形状:粒タイプ)は、消費者庁長官の許可を受けた特定保健用食品です。高めの血圧をおだやかに下げる有効成分として、イワシ由来のサーデンペプチドを1日分の目安分量4粒中0.4mg配合しています。4粒1包で個包装されているので携帯しやすく、出張や旅行の多い方に便利です。1粒の直径は8mmと小さめで味やニオイも気になりにくく、サプリ初心者の方でも飲みやすいでしょう。

ヘルケア 4粒×30袋入 | エーザイの通信販売

 

大正製薬 血圧が高めの方のタブレット

製薬会社の大正製薬が開発した「血圧が高めの方のタブレット」(形状:粒タイプ)。GMPマークが付いた機能性表示食品で、高めの血圧を改善し血圧を正常範囲に保つことをサポートする成分のヒハツ由来ピペリンが配合されたサプリです。大正製薬は「ヒハツの血圧改善作用」に関する特許を取得しています。小さめの粒で1日の摂取目安量は1粒なので、忙しい方や生活が不規則な方も手軽に続けられるでしょう。

血圧が高めの方のタブレット(粒タイプ)|大正製薬ダイレクト

 

サプリの服用で注意したいポイント

サプリは医薬品とは異なるため、飲み続けたからといって必ずしも、高めの血圧が正常値に戻るとは限りません。サプリはあくまで血圧改善の補助的なものであることを忘れずに、生活習慣の改善に努めましょう。高血圧を予防する生活習慣とは、主に以下の4つです。

  • 食事や間食で摂る塩分量を適切にする(減塩)
  • バランスの良い食生活を送る
  • 飲酒や喫煙を控える
  • 適度な運動習慣を作る

また、サプリを飲む際はパッケージに記載された推奨摂取量を守ることも大切です。少なめに飲むと、血圧が下がる効果を実感できないかもしれません。

それから、サプリ以外に飲んでいる薬がある場合は、飲み合わせが悪くないか確認するほうが安心です。例えば、カルシウム拮抗薬など血圧を下げる薬とフラボン系のサプリを併用すると血圧が下がりすぎる恐れがあるため、注意しなければなりません。薬とサプリの飲み合わせについては、念のため、かかりつけ医や薬剤師などの専門家に相談するようにしてください。

 

サプリがおすすめな方とは、あくまで「正常値の範囲ではあるけれど、血圧が高めの人」です。高めの血圧を下げるサプリは、高血圧症を治療するためのものではありません。血圧が正常値を超えて「高血圧」の範囲にある方や、既に高血圧の診断を受けている方はサプリに頼らず、医師の指示に従うようにしてください。

多忙でなかなか病院にいけない方もいるかもしれません。高血圧の診断・治療にはオンライン診療でも対応できるため、活用してみてください。

 

 

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