包茎手術を受けたいけれど「どこのクリニックがおすすめなのかわからない」「クリニックの選び方がわからない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか？

包茎手術とは、包茎の改善を目的とした男性器の亀頭部を覆う余分な包皮を切除する手術です。

特に嵌頓包茎・真性包茎の方は放置しておくと、悪臭やかゆみなどの症状や炎症のリスクが高まるため、専門のクリニックでの治療がおすすめです。

包茎手術を受ける際は「費用」「アフターケア」「プライバシーの保護」の観点から自分に合ったクリニックを見つける必要があります。

当記事では、上記の観点から厳選したおすすめのクリニック10院を紹介しております。

以下では10選の中からさらにピックアップしたクリニック3院を紹介しているので、是非参考にしてみてください。

＼包茎手術クリニック3選！／

包茎手術クリニックは手術方法・料金・保証内容を比較して選ぶ

包茎手術を受けたいけど「何を比較してクリニックを選べばよいかわからない」方もいるのではないでしょうか。

以下は当記事で解説する包茎手術のクリニック選びにおいて注目したいポイントです。

クリニックによって上記の5項目は大きく異なりますが、大切なのは「自分に合った条件で選ぶこと」です。

男性器の手術になることから、「手術自体が不安」「手術後もしっかりと対応してほしい」と感じる方もいるのではないでしょうか。

そういった方はクリニックごとでプライバシーの保護やアフターケアの有無を比較するようにしましょう。

クリニックのなかには、患者であれば24時間いつでも相談できる窓口が用意されており、いつでも相談できる場合もあります。

包茎手術を受ける際も、院内のプライバシーへの配慮が行き届いているクリニックであれば比較的安心して手術を受ける事ができます。

また、包茎手術はクリニックによって費用が異なってくるため、各クリニックの手術費用に注目して医院を選ぶのもおすすめします。

実際に手術を受けるには手術費用以外にも追加費用が掛かる場合もあるため、合わせて注目しておくことが大切です。

その他包茎手術には主に6種類の方法があり、方法によっては自分との適用性や仕上がりの見た目など異なるため自分が優先したい条件で比較すると良いでしょう。

種類	方法
亀頭直下埋没法	亀頭直下の余った包皮を切除する
環状切開術	包皮の口を中心に輪状に包皮を切除する
背面切開術	包皮に切り込みを入れて切開する
根部切開法	男性器の根元を切開して包皮を切除する
クランプ法	レーザーメスを用いて余った包皮を切除する
作図法	余った包皮を切除・縫合する

参考：包茎の手術を受けられる患者様への説明文書｜東京女子医科大学

包茎手術おすすめクリニック10選！費用や手術方法を比較

包茎手術を受けたいけど「どのクリニックを選べば良いの？」など気になる方もいるでしょう。

今回ご紹介するクリニックは、以下の4つの項目を考慮しピックアップしました。

包茎手術を受ける際は、費用や手術方法はもちろん、無料相談やアフターケアの有無にも注目してクリニックを選ぶことが大切です。

また、「手術後の仕上がりが不安」といった方はどういった手術が施されるのか比較するのもおすすめします。

以上を踏まえて、包茎手術におすすめのクリニックを10院ご紹介します。

まずはおすすめのクリニック10院を表でまとめてご覧ください。

メンズライフクリニックは患者に合わせて治療法が提案されアフターケア保証制度も充実

メンズライフクリニックは、手術費用を45,000円に抑えられ、アフターケア保証制度も充実している特徴があります。

包茎手術を受けたいけど「費用をできる限り抑えたい」「不安で包茎手術を受ける勇気が出ない」といった方からすると、上記の特徴は嬉しいポイントです。

さらに、メンズライフクリニックは患者に合わせたオリジナルのデザイン・治療方法を大切に、包茎手術を行うクリニックです。

施術前の患者との対話を大切にしており、プライバシーへの配慮を目的に完全個室制で男性スタッフが対応しています。

施術では治療方法やデザインだけでなく痛みにも配慮しており、麻酔は2段階に分けてかけます。

包茎手術も45,000円という値段で受けることができます。

無料カウンセリングやアフターケア保証制度が気になった方はぜひ相談してみてください。

メンズライフクリニック
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費用	・環状切開術：45,000円 ・亀頭直下術：165,000円 ・亀頭直下埋没法：275,000円
手術方法	・環状切開術 ・亀頭直下埋没法 ・背面切開法 など
プライバシーの保護	完全個室(予約制) 全て男性スタッフが対応
アフターケア	患者はいつでも相談可能
特徴	幅広い手術ができて、既往歴の方も相談可能
店舗数	15院

上野クリニックは24時間の無料相談が可能でプライバシーも保護される

上野クリニックは包茎手術の麻酔が局所麻酔を採用しており、24時間の無料相談も実施しています。

局所麻酔は手術を行う箇所のみに適用するので、全身麻酔に比べて麻酔時間が短く、手術後すぐに帰宅できることが特徴です。

仕事などの忙しさで時間が作れない方からすると、嬉しいポイントです。

また、上野クリニックはアフターケアも充実しており、24時間いつでもクリニックに相談できるだけでなく、術後のケア用品も提供してもらえます。

痛み止め・化膿止めの処方箋だけでなく、包帯や消毒液・薬袋ももらえるため、術後のケアとして自分で新たに物品を購入する必要はありません。

上野クリニックは手術を受けたことが家族にバレるのを避けたい方にもおすすめのクリニックです。

上野クリニック
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費用	・環状切開術（ナイロン糸）：79,200円 ・環状切開術（吸収系）：110,000円
手術方法	環状切開術
プライバシーの保護	完全予約制
アフターケア	・24時間体制の相談窓口を用意（患者は料金内で対応） ・処方箋とケア用品を提供
特徴	術後にケア用品が提供され24時間の無料相談も実施されている
店舗数	15院

参考：上野クリニック公式サイト

MSクリニックは希望すれば針のない注射器で予備麻酔が可能

包茎手術にお悩みの方の中には、手術の痛みだけでなく麻酔注射の痛みを不安視している方もいるのではないでしょうか。

麻酔注射に苦手意識がある方におすすめなのが、MSクリニックです。

MSクリニックでは希望すれば針のない注射器を使った予備麻酔を利用でき、痛みにも配慮されています。

また、診察室やカウンセリングルームが完全個室であるだけでなく、待合室もプライバシーに配慮し半個室で設置されています。

カウンセリング・診察・アフターケアなど、手術に付随する科目はすべて手術費用に含まれているため、料金プランがシンプルなクリニックを利用したい方はぜひチェックしてください。

MSクリニック
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費用	・仮性包茎基本SV切除：99,000円 ・真性包茎基本SV切除：165,000円 ・特別RV切除：330,000円
手術方法	・亀頭直下埋没Vカット法 ・3次元精密作図デザイン
プライバシーの保護	・待合室は半個室 ・診察室は完全個室制
アフターケア	患者はいつでも相談可能
特徴	完全個室で手術が行われプライバシーが保護されている
店舗数	4院

東京ノーストクリニック全国店舗数が多く通いやすい

東京ノーストクリニックは全国に32院を展開している包茎手術専門のクリニックです。

都市圏ではもちろん、地方で包茎手術を専門に扱っているクリニックを利用したいと考えている方は、ぜひお近くの医院をチェックしてください。

包茎手術は環状切開術が中心ですが、なるべく痛みを感じないよう配慮されています。

さらに術後は24時間体制の相談窓口を利用でき、術後の万が一の悩みもすぐに相談できるクリニックです。

東京ノーストクリニック
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費用	・環状切開術：77,000円 ・切らない包茎手術：60,000円から
手術方法	環状切開術など
プライバシーの保護	完全予約制
アフターケア	24時間体制の相談窓口を用意（患者は料金内で対応）
特徴	痛みに配慮された包茎手術専門院
店舗数	31院

エーツー美容外科は痛みに合わせた3段階の麻酔が用意されている

エーツー美容外科では、手術の痛みに対処するため麻酔を3段階で処方しています。

手術前の相談は匿名で始められるため、こっそり包茎手術について相談したい方にもおすすめです。

クリニックでは包茎手術・長茎術・早漏治療など包茎以外でも男性器に関する幅広い治療に対応しており、希望すれば複数の治療を組み合わせた「オーダーメイド治療」も受けられます。

医師と相談しながら自分に合った治療の組み合わせを利用できるので、合わせて相談してみてください。

エーツー美容外科
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費用	・治療初診：11,000円 ・仮性包茎切除：60,000円 ・嵌頓包茎切除：140,000円 ・真性包茎切除：180,000円
手術方法	3次元精密作図法
プライバシーの保護	・完全予約制 ・完全個室制 ・匿名相談可能
アフターケア	・24時間体制の相談窓口を用意 ・お薬の追加処方
特徴	麻酔を3段階に分けて処方し痛みに対処している
店舗数	5院

ABCクリニックはカウンセラーが患者に合わせた手術方法を提案してくれる

ABCクリニックは明朗会計を大切にしており、ABC式CSカットでは55,000円で手術を受けられるため、「費用を抑えて手術を受けたい」方におすすめのクリニックです。

さらに専任のカウンセラーに相談でき、患者の要望や悩みをもとに、相性の良い治療法を提案してもらえます。

自分に合った包茎手術の方法やデザインに悩んでいる方からすると嬉しいポイントです。

また、包茎手術のほかに増大術・長茎術・早漏治療も受け付けているクリニックです。

男性器に関する幅広い悩みに対応しているため、複数の治療を合わせて受けたいと考えている方はぜひカウンセリングからご利用ください。

ABCクリニック
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費用	・ABC式CSカット：55,000円 ・ABC式Sカット：110,000円 ・ABC式嵌頓包茎Sカット：165,000円 ・ABC式真性包茎Sカット：165,000円
手術方法	・ABC式CSカット ・ABC式Sカット
プライバシーの保護	完全予約制
アフターケア	患者はいつでも相談可能（生涯対応）
特徴	費用が55,000円で総額を抑えたい方におすすめ
店舗数	18院

アトムクリニックはテストステロン治療を組み合わせることが可能

アトムクリニックで受けられるテストステロン治療とは、ED治療の1種です。

クリニックでは包茎手術と合わせてこの治療も行なっており、包茎とともにEDにお悩みの方にもおすすめのクリニックです。

手術方法のなかには2種類の手術方法を組み合わせたNarumi式美容包茎手術など、手術跡が目立ちにくい方法も用意されています。

完全予約制・日帰りで包茎手術を受けられるため、時間をあまりかけたくない方や仕上がりを重視したい方は、ぜひカウンセリングをご利用ください。

アトムクリニック
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費用	・包茎MTトライアル：69,800円 ・基本美容包茎手術：218,900円 ・.Narumi式美容包茎手術：438,900円
手術方法	・切らない包茎矯正 ・環状切開術 ・亀頭直下デザイン縫合術
プライバシーの保護	完全予約制
アフターケア	患者はいつでも相談可能
特徴	包茎だけでなくEDの悩みにも対応してもらえる
店舗数	1院

青山セレスクリニックは24時間安心サポートでいつでも連絡がとれる

青山セレスクリニックでは、患者がいつでも相談できる「24時間安心サポート」が用意されています。

夜間であっても患部に痛みや違和感を覚えたらすぐに相談可能です。

また、包茎手術はすべて院長が担当しており、手術前後の診察やケアも一貫して院長に対応してもらえます。

包茎手術は20分前後と短時間で、前後の診察を含めると来院から2時間程度で治療を終えられます。

カウンセリングでは包茎手術を経験したカウンセラーに相談できるため「まずは専門家に話を聞きたい」と考えている方にもおすすめのクリニックです。

青山セレスクリニック
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費用	・仮性包茎：220,000円 ・嵌頓包茎：220,000円 ・真性包茎：220,000円
手術方法	亀頭直下埋没法
プライバシーの保護	完全予約制
アフターケア	24時間体制の相談窓口を用意
特徴	LINE・電話・メールから気軽に包茎手術について相談できる
店舗数	2院

皐月形成クリニックは包茎手術を専門で扱っている

皐月形成クリニックは、西日本にお住まいの方におすすめの包茎手術専門クリニックです。

クリニックは関西・中国地方を中心に6院展開しています。

施術では、患者が抵抗なく悩みを相談できるよう、相談からアフターケアまで一貫して男性医師・スタッフが対応しています。

また、男性器の形やサイズに合わせて、相性の良い手術方法を提案してもらえるため、自分に合った包茎手術の方法がわからない方にもおすすめです。

皐月形成クリニック
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費用	・切らない包茎手術：27,500円 ・CC法：55,000円 ・マイクロカット法：165,000円 ・マイクロVカット法：275,000円 ・ナチュラルカット法：440,000円
手術方法	・切らない包茎手術 ・皐月式マイクロ法 ・皐月式マイクロVカット法
プライバシーの保護	完全予約制
アフターケア	患者はいつでも相談可能
特徴	クリニック独自の施術方法を受けられる
店舗数	6院

エストクリニックでは希望すれば日帰り施術可能

エストクリニックは、希望すれば1日で診察から治療まで済ませて日帰りで利用できます。

包茎手術を受ける意思が固まっており、すぐに治療したいと考えている方におすすめです。

クリニックは開院29年を超え、多くの患者に対応してきました。

また、プライバシーにも配慮されており、一緒に住んでいる家族にバレないように包茎手術を受けることも可能です。

日帰りはもちろん、支払明細を自宅に送らないなど、相談に応じて柔軟に対応してもらえるため、事前に相談のうえクリニックを利用しましょう。

エストクリニック
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費用	・仮性包茎治療：55,000円 ・嵌頓包茎治療：130,000円 ・真性包茎治療：150,000円
手術方法	亀頭直下埋没法など
プライバシーの保護	・完全個室制 ・支払明細を自宅に送らない
アフターケア	患者はいつでも相談可能（生涯対応）
特徴	日帰りで手術を完了でき仕事で忙しい方にもおすすめ
店舗数	2院

包茎とは亀頭が包皮に覆われている状態の男性器

包茎とは、亀頭が包皮に覆われている、いわゆる「皮を被った状態」の男性器を指します。

参考：包茎とは？｜東京女子医科大学病院 泌尿器科 腎臓病総合医療センター

クリニーク大阪心斎橋によると、日本人男性の約8割は包茎と言われています。

包茎の人口は国によって異なりますが、ユダヤ教徒やイスラーム教徒など宗教的習慣として「割礼」が行われている国もあります。

割礼とは男性器の包皮の一部を切除し、亀頭を露出させることで生後1週間から生後3カ月の子が対象です。

参考：割礼とは？｜wikipedia

包茎の種類を大きく分けると「真性包茎」「仮性包茎」「嵌頓包茎」の3種類です。

包茎の種類	特徴
真性包茎	・勃起しても亀頭部が露出しない ・炎症を起こす可能性もある
仮性包茎	・勃起時に亀頭部が露出する ・早急な治療の必要ない場合が多い
嵌頓包茎	・包皮輪が狭く勃起すると男性器が締め付けられる ・虚血に繋がる可能性がある

仮性包茎の場合は勃起時に亀頭部が露出し、真性包茎や嵌頓包茎と比べて早急な治療の必要がない場合が多いです。

真性包茎は勃起しても亀頭部が露出しないため、包皮内に垢が溜まる場合があります。

その影響もあって包茎を長期間放置しておくと炎症が起こる可能性も高まります。

嵌頓包茎は包皮輪が狭く、勃起すると男性器が締め付けられます。

そのため、虚血に繋がる可能性があり包茎手術の必要性が高い場合が多いです。

真性包茎と嵌頓包茎は勃起すると痛みが生じたり、炎症を起こしたりする場合があるため、リスクを考え、包茎手術を受けることをおすすめします。

次の項目から各包茎の種類に関して一つずづ解説していくので是非参考にしてください。

参考：包茎について｜ひろ耳鼻科皮膚科形成外科

真性包茎は亀頭が露出しない状態

真性包茎とは、包皮の口である包皮輪が狭く伸びづらいことから、亀頭が通常時も勃起時も露出しない状態の男性器を指します。

真性包茎の特徴は下記の通りです。

以上のように、通常時であっても包皮から亀頭が露出することがない男性器を、真性包茎と呼びます。

真性包茎は、勃起しない日常生活の範囲では痛みや不便を感じる場面は少ないです。

しかし、真性包茎は勃起すると包皮が男性器を締め付けてしまうほか、排尿や垢が包皮の中に溜まって炎症を起こす場合もあります。

そのため、真性包茎はなるべく早い段階で治療を検討することが大切です。

仮性包茎は勃起時に亀頭が露出する状態

仮性包茎とは、勃起していない状態では亀頭が包皮に覆われていますが、包皮が柔らかく勃起すると簡単に亀頭が露出する男性器を指します。

仮性包茎の特徴は以下の通りです。

仮性包茎は勃起時に痛みや締め付けがない場合がほとんどです。

また日常生活や性行為において支障がない場合も多いため、基本的には包茎手術をはじめとした治療も必要ないでしょう。

ただ、衛生上の理由や早漏改善を理由に、仮性包茎で包茎手術を受けるのも選択肢の1つです。

嵌頓包茎は勃起時に亀頭部が締めつけられる状態

嵌頓包茎とは、勃起すると包皮の締め付けが強く、亀頭を露出できるものの痛みを感じやすい男性器を指します。

嵌頓包茎の特徴は以下の通りです。

嵌頓包茎は、言わば真性包茎と仮性包茎の中間に当たる男性器のタイプです。

亀頭部を露出できるものの、締め付けが強く痛みを感じたり、包皮に戻しづらいケースが多く、男性器に関して悩みを抱える方が多いです。

また、無理やり狭い包皮輪に通す形で勃起しているため、男性器周辺の皮膚の虚血や壊死を引き起こす可能性もあります。

そのため、嵌頓包茎の場合も包茎手術を検討することがおすすめです。

参考：嵌頓包茎の診断と治療｜仙台市立病院

包茎手術のメリットは衛生面の改善や性病の予防に繋がること

包茎手術のメリットとして衛生面の改善や性病の予防に繋がることが挙げられます。

特に真性包茎や嵌頓包茎の場合は、亀頭部が包皮で完全に覆われており、その中に臭いや蒸れの原因となる垢や尿が溜まる可能性が高いです。

上記の場合、衛生面の悪化は性病を引き起こす可能性もあることから、パートナーを大切にする目的でも包茎手術をした方がいいでしょう。

また、包茎であると包皮が被っていることから外部から刺激を受けることが少なく早漏になりやすいため、包茎手術を受ければ早漏の改善にも繋がる場合があります。

以下では、包茎手術を受ける3つのメリットについて、詳しく解説します。

包茎手術を受けるかお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

臭いや蒸れが軽減される

包茎手術をすると、男性器の臭いや蒸れを軽減できます。

亀頭部は排泄口でもあり、精液だけでなく尿も排出される部位です。

この部分が包皮に覆われていると、排泄された精液や尿が包皮内にも溜まってしまいます。

また、包皮に覆われていて隅々まできれいに洗うことが難しいと垢も溜まってしまいます。

そこで、包茎手術を受けて亀頭部を簡単に露出できるようにすれば、垢や排泄物が溜まる余地が減り、不衛生からくる臭いや蒸れも軽減されます。

これは亀頭部の露出が難しい真性包茎や嵌頓包茎だけではなく、仮性包茎にも言えます。

仮性包茎の場合も、包皮を被った状態で日常生活を送っていると垢が溜まったり、汗による蒸れでかゆみを感じる場合があります。

これらの不快感の改善を目指せるため、日頃蒸れや臭いに悩まされている方も、ぜひ検討してください。

早漏の解消を期待できる

包茎手術をすると、早漏の解消を期待できます。

亀頭部が包皮に覆われた状態では、刺激に慣れることなく敏感な状態で維持されます。

しかし、敏感な亀頭部が露出すると、刺激が受けやすくなり射精が促され、性行為が満足できない場合もあります。

そのため、亀頭部の露出が難しい真性包茎や嵌頓包茎はもちろん仮性包茎でも包茎手術をすることで早漏の解消できる可能性があります

仮性包茎の場合も通常時は包皮に亀頭部が覆われており、敏感で刺激を受けやすい方が少なくありません。

もちろん包茎が原因で早漏になるかどうかは個人差もあるため、特に早漏で悩んでいるなら、包茎手術を検討するのが良いでしょう。

性病の予防に繋がる

包茎手術を受けると、性病の予防効果も期待できます。

亀頭部が包皮に覆われていると、亀頭と包皮の間に垢や尿、精液の汚れが付着し、これらが臭いやかゆみを引き起こします。

しかし、それと同時に汚れは雑菌の繁殖を促し、これがさらなる臭いやかゆみを引き起こすと同時に、性病の原因にもなります。

性病は自分が悩まされるだけでなく、パートナーを性病に感染させてしまう恐れもあるため、対策しなくてはいけません。

仮性包茎の場合は簡単に包皮を剥いて汚れを取り除ける場合が多いですが、きれいに汚れを洗い流すには時間や手間も掛かります。

上記のような時間や手間を減らすため、性病の予防も期待できるでしょう。

包茎手術の方法を紹介！痛みはある？

包茎手術の方法は様々ですが、主にクリニックで採用されている包茎手術の方法は上記の6種類です。

包茎手術は方法ごとに条件や特徴が異なるため、手術を検討しているのであれば、知っておくことが大切です。

包茎手術の痛みについてですが、麻酔を施して治療するので基本的に痛みを感じることは少ないです。

ここでは、それぞれの方法の特徴について解説します。

自分に合った治療方法を見つけて、包茎の悩みから解放されましょう。

参考：小児包茎の治療方針 と手術適応｜J-STAGE

包茎手術の方法は6種類ある

包茎手術には大きく分けて6種類のアプローチ方法があります。

まずは包茎手術の種類ごとの特徴を、表でまとめてご覧ください。

手術方法によっては適用できる男性器の形状、仕上がりに違いがあることから、自分に合った方法を確認してから手術を利用しましょう。

文化的宗教的に行われる包皮手術である割礼は、主に環状切開術で行われます。

自分に合っていない方法で包茎手術すると、満足できない仕上がりになったり包茎が再発してしまうなど、さまざまなリスクがあります。

「どの方法が合っているのかわからない」という方は、医師に相談しながら決めるのもおすすめです。

包茎手術は麻酔を利用するから痛みが少ない

包茎手術は痛いのかという疑問について解決します。

結論、基本的に包茎手術は麻酔を処方するため、痛みは比較的感じにくいです。

ただし麻酔の注射時は少し痛みがある事を認識しておいてください。

手術時の麻酔の使用例は以下の通りです。

どの方法を使うかは、手術方法や医師の見解によって異なるため、診察に際して相談しましょう。

ただ、術後は縫合部が痛む場合があることを想定したうえで、事前に医師に相談しておくことも大切です。

「痛み止めを処方してもらう」「術後に医師に診察してもらう」などできる対策は数多くあるので、疑問があれば医師に相談しながら包茎手術を受けましょう。

包茎手術で後悔しないための注意点

包茎手術は男性器の見た目や日常生活に支障を及ぼす可能性があるため慎重にクリニック・治療法を選ぶことが大切です。

ここでは、後悔しない包茎手術を受けるうえで気をつけたい注意点を5つご紹介します。

包茎手術は自分に必要な治療を見極め、術後も医師の指示を守って行動することが大切です。

以上5つの項目を守って、後悔のない包茎手術を受けましょう。

以下では包茎手術を受ける注意点について、詳しく解説いたします。

参考：美容医療サービスを受けるに当たっての確認ポイント｜消費者庁

勧誘に流されて施術の契約をしないように注意する

特に最寄りの泌尿器科ではなく美容クリニックで包茎手術を受ける場合、クリニックからの勧誘に気をつける必要があります。

クリニックの中には、利益を上げるため本来は患者に必要ない高額な診療メニューを無理に勧めてくるケースが存在します。

もちろん医師の見解を聞いてベストな治療法を見つけることは大切ですが、常に「高額な治療メニューを勧められていないか？」を考えることが大切です。

もし高額なメニューを強引に勧めてくる様子があれば、勧誘に流されて契約しないよう気をつけましょう。

はっきり断ることが苦手であれば「一度財布と相談してまた来ます」と契約せず持ち帰るのも選択肢の1つです。

実際に神奈川県が包茎手術で高額な費用請求に対して注意喚起しています。

包茎治療の中でも、真性包茎やカントン包茎など、保険が適用される治療もあるため、治療や手術を受ける前によく調べてから判断するようにしましょう。
断りにくい状況であったとしても、その場では承諾せず、いったん冷静になってから契約するようにしましょう。
引用元：包茎手術で高額請求の相談事例｜神奈川県ホームページ

また、万が一勧誘に流されて契約してしまっても、手術前・保険適用外の美容医療であればクーリングオフできるため、合わせて把握しておきましょう。

参考：美容医療サービスにみる包茎手術の問題点 ｜独立行政法人 国民生活センター

持病や服用中の薬があればカウンセリング時に申告する

もし持病や服用中の薬があれば、カウンセリング時に申告する必要があります。

以下は申告する必要がある事例です。

重度の糖尿病・高血圧の場合は、包茎手術により症状が悪化する恐れがあり、治療を断られる可能性があります。

そのほかにも持病や服用中の薬が手術に影響をもたらす場合があるため、些細なことでも必ず申告しましょう。

また、手術だけではなく術後に出される化膿止め・痛み止めなどの処方箋との飲み合わせを考慮する必要もあることから、持病や服用中の薬の申告は大切です。

服用中の薬は、細かく薬品名を伝える必要があるため、カウンセリング時に服用中の薬やお薬手帳を持参して、医師やカウンセラーに見せることがおすすめです。

抜糸後も性行為や自慰行為をしない

包茎手術の抜糸後も、一定期間は男性器に負担を掛けないよう性行為や自慰行為を控えましょう。

ほとんどの包茎手術では、切開・縫合処置が行われます。

そのため、術後は傷が塞がっておらず、さらに糸で縫われているので性行為や自慰行為は控えることが鉄則です。

ただ、一定期間が経ち切開部が塞がり抜糸が済めば、すぐに性行為や自慰行為を再開できるわけではありません。

抜糸が済んでも切開部の傷がまだ完全に塞がったわけではなく、負荷が掛かると簡単に傷が開いて出血する可能性があります。

術後は医師の指示に従いながら、切開部の治癒経過を見て性行為・自慰行為を再開するか判断しましょう。

再開のタイミングの判断が付かない場合は、クリニックのアフターケア用の相談窓口で相談するのもおすすめです。

手術直後は激しい運動を控える

包茎手術直後の激しい運動は控えましょう。

包茎手術の直後は切開部の傷が完全には塞がっておらず、外的要因により出血しやすい状態です。

切開部が擦れて傷が開くケースはもちろん、血行が良くなって傷が開く場合も考えられます。

また、運動により汗をかき、患部の湿気が高まると治癒が遅くなる可能性もあります。

そのため、術後最低1週間は激しい運動・汗をかく行動を避けて、極力安静に過ごしましょう。

術後は男性器の蒸れを防ぐため、通気性の良い服装・下着を選ぶこともおすすめです。

いつから・どのような運動を解禁できるのかは、医師の見解や個人差によって異なるため、クリニックと相談しながら解禁日を決めましょう。

手術直後の入浴は患部に水がかからないようにする

患部の傷が塞がっていない段階では、なるべく水が掛からないように過ごしましょう。

包茎手術は日帰りで治療を受けられる場合も多いですが、当日の入浴は避け、タオルで体を拭く程度に留めることが大切です。

そして術後3日〜1週間も、極力水が掛かることを避け、入浴もシャワーだけに留める必要があります。

これは湿気を避けて傷の治りを早めるためにはもちろん、塞がっていない傷から水やお湯が入ることを避けるうえで大切なことです。

入浴やプールなど、男性器が完全に水に浸かる行動は術後最低2週間が経ち、傷が完全に塞がった段階で解禁しましょう。

水が切開部に掛からないようにするためにも、こまめに包帯を巻いて患部を保護して安静に過ごすことが大切です。

包茎手術に関する流れを解説

包茎手術は男性器に関わることであるため、様々な不安や疑問があるでしょう。

包茎手術の不安を取り除くうえで、基本的な手術の流れを把握しておくこともおすすめです。

まずは包茎手術の基本的な流れについてまとめてご覧ください。

包茎手術は、ほとんどのクリニックでいきなり治療や手術に入るのではなく、カウンセリングや診察から始まります。

ここで手術に関するお悩みを医師に相談できたり、自分に合った手術方法を専門家の視点から提案してもらえるため、気になることなどあれば質問をしましょう。

また、実際の包茎手術やアフターケアの流れについても、あらかじめ知っておくことが大切です。

以下で、手術を受けるまでの流れについてさらに詳しく解説します。

包茎手術を検討している方は、ぜひ流れについても目を通してからクリニックを利用してください。

手術の予約をする

多くの場合、包茎手術は1日・日帰りで済ませられます。

そこでまずは、利用したいクリニックを選んで手術の予約をしましょう。

予約方法はクリニックによって異なりますが、多くのクリニックでは以下の方法を利用できます。

予約希望日時や連絡先、名前を入力して、クリニックから予約受付の連絡を待ちましょう。

このとき、記入する名前はプライバシーの観点から仮名で良い場合もあれば、実名登録のみの場合もあります。

クリニックの規定に沿って予約フォームを入力して、予約を確保しましょう。

カウンセリングと診察を受ける

予約が完了したら、カウンセリングと診察を受けます。

カウンセリングと診察は、手術と同日に行う場合もあれば、手術とは別日に予約を取って利用する場合もあるためクリニックと相談しながら決めましょう。

また、クリニックによっては感染症防止・プライバシー配慮の観点からオンラインでカウンセリングを受け付けているところもあります。

オンラインカウンセリングであれば、ほかの患者と顔を合わせる心配がないことに加え、自宅から気軽に包茎の悩みを相談可能です。

「まずはオンラインで医師に包茎について相談したい」と考えているなら、オンラインカウンセリングを受け付けているクリニックを利用するのも良いでしょう。

包茎手術を受ける

カウンセリング・診察を受けて実際に包茎手術を受けることが決まったら、同意の上クリニックで包茎手術を受けます。

包茎手術を受ける手順は利用する手術方法により異なりますが、クリニックの手術室で麻酔を受けて利用するケースが基本です。

そして、手術が無事終わったら、医師に術後の過ごし方の指導を受けて、支払いを済ませて帰宅します。

手術が無事終了し異変がなければ、ここで包茎手術は完了です。

また、包茎手術の方法によっては術後の過ごし方の指導が入ったり、処方箋が出る場合があります。

正しい過ごし方や処方箋の飲み方を守りながら、安静に術後を過ごしましょう。

アフターケアを受ける

各クリニックは、術後の異変に対処するためアフターケアを用意しています。

アフターケアの内容はクリニックによって異なりますが、術後に異変がないか診察を受けられたり、痛みや違和感にすぐに対処してもらえるなどさまざまです。

また、手術方法によっては抜糸が必要な場合もあるため、この場合は必ず術後、一定期間が経ったのちに来院し糸を抜いてもらう必要があります。

これらの必要な診察は、手術費用に含まれている場合が少なくありません。

術後の経過が順調かどうかを医師に判断してもらえる機会でもあることから、必ず利用して後悔のない包茎手術を目指しましょう。

包茎手術に関するよくある質問

包茎手術では、利用する手術方法やクリニックに限らずさまざまな疑問があるでしょう。

ここでは、包茎手術に関するよくある質問をまとめてご紹介し、回答していきます。

まずは、よくある質問とその簡単な回答をご覧ください。

 

よくある質問	回答
包茎手術は保険適応されますか？	包茎の緊急性や受ける手術によっては保険適応される
手術の失敗例はありますか？	ごくわずか失敗例は存在する
包茎手術に切らない手術方法はありますか？	切らない包茎手術の方法もある
高校生でも包茎手術は受けられますか？	親権者の同意があれば受けられる
施術の何日後から運動や性行為が可能ですか？	術後2週間から可能

以下では、各質問についてさらに詳しく解説しているため、包茎手術を検討しているのであればぜひ目を通しておいてください。

また、その他の質問や疑問があれば、カウンセリングで医師に相談するのがおすすめです。

疑問やお悩みは先に解決して、後悔のない包茎手術を受けましょう。

包茎手術は保険適応されますか？

包茎手術は保険適用される場合とされない場合があります。

保険適用される場合についてまとめてご覧ください。

どの手術方法であっても、包茎が原因で日常生活や性行為において支障を来すケースでは、保険適用で治療を受けられます。

「日常生活に支障を来す」と判断されるのは真性包茎の場合がほとんどですが、男性器の形状によっては他のタイプでも保険適用が認められる場合もあるため、まずは医師の診察を受けましょう。

また、真性包茎でも仕上がりを重視して美容クリニック等で治療を受ける場合は、保険適用が認められないため、予算に合わせて検討することが大切です。

手術の失敗例はありますか？

包茎手術は、一部の手術方法において失敗例も存在します。

まずは包茎手術の失敗例についてご覧ください。

このように、手術痕がわかりやすい場合や男性器が変形してしまう場合などが包茎手術の主な失敗例です。

これらは選んだ包茎手術の方法が自分の男性器と相性が悪かった・医師の技術が足りなかったなど、いくつもの原因が存在します。

包茎手術の切らない手術方法はありますか？

包茎手術には切らない手術方法が2種類あります。

クイック法は生体組織接着剤と高周波針の縫合によって、余分な包皮を減らします。

この方法のメリットとして傷が残らず、比較的自然な仕上がりが期待できます。

この手術方法は一般的に仮性包茎の方で包皮の余りが少ない方におすすめです。

また、もう一方の手術方法の長茎術は体内に埋まっている男性器の余剰部分を手術によって引き出す方法で、男性器の短さによって包茎に悩まれる方におすすめの手術方法です。

上記が切らない包茎手術の方法になりますが、以下に切らない包茎手術のメリットとデメリットをまとめたので、是非参考にしてください。

	切らない包茎手術
メリット	・傷で残りにくい ・手術前の不安が軽減される
デメリット	・嵌頓包茎や真性包茎には効果が期待できない ・包茎の改善は個人差が大きい

高校生でも包茎手術は受けられますか？

高校生でも包茎手術は受けられます。

むしろ真性包茎や嵌頓包茎など、早急な治療が必要な場合では長期間放置すると雑菌の繁殖等が進行しやすいため、早い段階で治療を受けた方がメリットが多いでしょう。

海外では宗教的文化的な習慣として「割礼」という包皮切除が生後間もない子を対象に行われる国もあるほどです。

ただし高校生を含む未成年が医療行為を受ける場合、必ず親権者の同意が必要です。

そのため、必ず親権者に治療を受けたい旨を相談してクリニックを利用する必要があります。

クリニックによっては、診察に親権者が同伴する・専用の親権者同意書にサインするなどの規定があるため、あらかじめ確認して医院に足を運びましょう。

施術の何日後から運動や性行為が可能ですか？

基本的には術後2週間から激しい運動や性行為が可能とされています。

切開をはじめメスを入れる包茎手術では、術後数日は包帯を巻いて男性器を保護し、7〜8日を目処に包帯を外します。

そこからさらに1週間は安静に過ごすことが大切です。

これは切開や切除によりできた男性器の傷口の治癒を促すために必要なため、術後の痛みや再治療を避けるためにも必ず守る必要があります。

また、手術方法やクリニックの医師の判断により前後する場合もあるため、基本的には医師の指示を守って日常生活を送りましょう。

まとめ

包茎手術は、快適な日常生活を送るため、男性器の健康を守るために検討したい施術です。

最後に、包茎手術を受けるポイントをまとめます。

包茎手術は、男性器の臭いやかゆみ対策、性病予防などさまざまなメリットがあります。

包茎における悩みを解消するためにも、包茎手術を受けるかカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。

クリニックを選ぶ時は「手術方法」「費用」「アフターケア」「プライバシー」を比較するようにしてください。

※本記事で紹介した医療施術は、自由診療のため公的医療保険制度の適用対象外です。ご認識したうえでお申し込みください。