尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマとは
尖圭コンジローマとは、「ヒトパピローマウイルス」というウイルスに感染したことにより引き起こされるウィルス感染症です。
感染すると、性器や性器周辺にできものやイボができます。痛みやかゆみがないので放置する人も多いですが、放置している間もイボは増殖していき、結果として治療が長期化してしまいます。
また、ヒトパピローマウイルスは子宮頸がんの原因でもある恐ろしいウィルスです。
尖圭コンジローマの主な症状
尖圭コンジローマに感染すると、以下のような症状が現れます
- 性器や性器周囲にできものやイボができた
- 性器や性器周囲のできものやイボが増えている
できものやイボの特徴としては、大きさが1~3ミリほどで、先が尖っているイボや乳首のような形状をしていることもあります。
イボに痛みやかゆみはほとんどなく、むしろ感覚は無いに等しいです。症状が悪化すると尿道や肛門の中にまでイボが広がることもあり、この場合は治療が難しくなります。
尖圭コンジローマの感染ルートと潜伏期間
ヒトパピローマウイルスには、性器の皮膚や粘膜にある目に見えない微小なキズからウイルスが侵入することで感染します。主に性行為をした際に感染します。
尖圭コンジローマの潜伏期間は2~3ヵ月と長く、忘れたころにできものやイボを見つける場合がほとんでです。そのため、知らない間に感染を拡大させてしまっていることもあります。
尖圭コンジローマを放置するとどうなる?
尖圭コンジローマは放置するとイボがどんどん増殖します。
増殖を続けて尿道や肛門にまで到達すると治療が難しくなるので、できものやイボと思われるものを見つけたら、早めに病院で検査することをおすすめします。
尖圭コンジローマの検査・治療
検査可能な時期
感染の疑いがある行為をしてから、3日以上経過していれば検査を受けられます。
来院
ネットより予約の上ご覧院ください。
また、ご予約後に問診表をご記入いただくことでスムーズにご案内が可能です。
感染の疑いがある行為をしてから24時間以上経過していれば検査を行うことができます。
問診
基本的には医師による問診で、どの検査が必要かは判断できます。
患部を見せていただく必要はありません。
検査
患部のイボをこすって検査します。
検査結果
検査の結果は、1週間ほどで分かります。
再度ご来院いただくか、電話でも結果を確認していただけます。
検査結果を待たずに薬をお渡しすることもできますので、時間がない方や症状が出ている方はお申しつけください。