尿道が痛い・違和感
- 尿道が痛い
- 尿道に違和感がある
- 尿道から膿が出ている
- 下着が汚れている
このような症状がある場合は、尿道炎である可能性があります。
尿道炎とは
尿道炎とは、何らかの原因で尿道が炎症を起こし、排尿痛や尿道痛を引き起こす感染症です。
尿道炎は以下の原因菌によって発症し、原因菌によって異なる治療を施す必要があります。尿道炎がどの原因菌によるものなのかは、検査をすることで判別できます。
- 淋病性尿道炎
- クラミジア性尿道炎
- 非淋病性非クラミジア性尿道炎(マイコプラズマ/ウレコプラズマ)
尿道炎の主な症状
- 尿道が痛い
- 尿道に違和感がある
- 尿道から膿が出ている
- 下着が汚れている
などが、尿道炎の主な症状です。
淋菌性尿道炎は排尿時の痛みが強く、不透明の膿が出ることもあるため、症状を自覚しやすいのが特徴です。
一方、非淋菌性尿道炎は症状が淋病性尿道炎に比べて症状が軽く、尿道のかゆみや違和感を感じる程度で、膿も透明色なので気づかない方が多いです。そのため、知らず知らずのうちに感染を拡大させてしまう恐れがあります。
尿道炎を放置したらどうなる?
原因菌が何であれ、尿道炎を放置することは厳禁です。
尿道炎を放置すると、精巣上体炎(睾丸の腫れ、痛み)や前立腺炎(頻尿、残尿、尿の勢いの減少)などの合併症も誘発します。また、放置していた期間が長ければ長いほど治療が難しくなり、完治までの期間が長くなります。
最悪の場合、男性の尿道炎は不妊症、女性の場合は男性と同じ不妊症に加え、妊娠中に尿道炎になった場合は死産につながる恐れもあります。
症状が軽いうちに治療をすれば後遺症が残る確率も低いので、まずは検査だけでも受けてみることをおすすめします。
尿道炎の検査・治療方法
尿道炎の検査は即日でお受けいただくことが可能で、検査結果も5日以内に判明します。
来院
ネットより予約の上ご覧院ください。
また、ご予約後に問診表をご記入いただくことでスムーズにご案内が可能です。
問診
基本的には医師による問診で、どの検査が必要かは判断できます。
患部を見せていただく必要はありません。
検査
尿道炎の原因菌に感染しているかどうかを尿検査で確認します。
検査の1時間前からはトイレのご利用は控えてください。
検査結果
淋菌性尿道炎、クラミジア性尿道炎の検査結果は30分前後でわかります。
淋菌性尿道炎、クラミジア性尿道炎が陰性反応の場合は、マイコプラズマ・ウレアプラズマの検査となり、結果が出るまでに3〜5日程度かかります。