性器カンジダ
性器カンジダとは
性器カンジダとは「カンジダ菌」という細菌が性器や包皮内で増殖したときに発症します。
性器カンジダの主な症状
性器カンジダを発症すると以下のような症状が現れます。
- 亀頭や包皮に痛み、かゆみ、腫れ、赤み
- 亀頭や包皮から白いカスが出る
性器カンジダの原因菌であるカンジダ菌は、実は健康な人でも常在菌として持っています。普通は常在菌としているだけなので問題ありませんが、疲労やストレスなどで免疫力・抵抗力が下がった際にカンジダ菌が増殖して、性器カンジダを発症します。
性器カンジダの感染ルートと潜伏期間
カンジダ菌はもともと人間が持っている常在菌ですので、必ずしも他者からの感染によって発症しているとは限りません。性器カンジダになる方のうち、他者感染ではなく、免疫力や抵抗力の低下によって発症する人もいます。
他者感染の場合の感染ルートは、他の性感染症と同じく性的接触が主な原因となっています。潜伏期間は常在菌ですので、発症までの期間はとても長いです。
性器カンジダを放置するとどうなる?
性器カンジダを放置すると、かゆみや炎症が慢性化する可能性があります。夏場のムレや高湿度、不清潔がカンジダ菌の増殖を促進させますので、性器カンジダの疑いがある方は、トランクスなど通気性の良い下着を着用し、こまめに洗濯するようにしましょう。
また、かゆみがあるからと言って患部を強くこすりすぎると炎症が悪化するので、止めるようにしましょう。
性器カンジダの検査・治療
検査可能な時期
感染の疑いがある行為をしてから、24時間以上経過していれば検査を受けられます。
来院
ネットより予約の上ご覧院ください。
また、ご予約後に問診表をご記入いただくことでスムーズにご案内が可能です。
感染の疑いがある行為をしてから24時間以上経過していれば検査を行うことができます。
問診
基本的には医師による問診で、どの検査が必要かは判断できます。
患部を見せていただく必要はありません。
検査
尿道炎の原因菌に感染しているかどうかを尿検査で確認します。
検査の1時間前からはトイレのご利用は控えてください。
検査結果
カンジダ菌の検査は、結果が出るまでに1日〜1週間程度かかります。
再度来院していただくか、お電話でも結果を確認できます。
検査結果が出る前にお薬をお渡しすることもできますので、お気軽にご相談ください。