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【第8波現実味】新型コロナ・インフル同時感染「フルロナ」重症化リスク、対応は

[2022.11.12]

「フルロナ」とは、インフルエンザと新型コロナウイルスに同時に感染する状態の事を指します。

新たな新型コロナウイルスの変異株、新型の感染症という事ではありません。

日本でも新型コロナウイルス感染症の第8波の兆しに警戒感が高まる中、「フルロナ」患者が確認されています。

東京では11月9日、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が9000人を超えました。

厚生労働省の専門家会議でも、第8波の兆しと分析し、インフルエンザとの同時流行に注意が必要と指摘しています。

この記事では「フルロナ」の症状や重症化リスク、ワクチンの同時接種は可能なのか解説します。

 

 

目次

1.「フルロナ」とは|新型コロナ+インフル同時感染が今冬「約半数」の可能性も

2.新型コロナ・インフルの同時流行下における外来受診・療養の流れ

3.参考文献

 

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1.「フルロナ」とは|新型コロナ+インフル同時感染が今冬「約半数」の可能性も

フルロナとは、「イン『フル』エンザ」と「コ『ロナ』ウイルス」を掛け合わせた造語(flurona)です。

言葉の通り、インフルエンザと新型コロナウイルスに同時に感染した状態を指しています。

WHO(世界保健機関)は、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時感染はあり得ると説明しています。

この状態は目新しい事ではなく、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)初期から確認はされていました。

フルロナの症状

WHO(世界保健機関)によると、インフルエンザと新型コロナウイルスは、

・症状 ・感染の広がり方 ・重症化しやすい人のタイプ ・感染予防対策

などが似通っています。

症状についての類似点は、 ・せき ・鼻水、鼻づまり ・発熱 ・息切れ ・倦怠感 ・喉の痛み ・体の痛み

など、多くの共通点が存在しています。

症状が非常に似ているので、検査無しではどちらか一方、もしくは両方に感染している事を判断するのは難しいと言えます。

新型コロナとインフルエンザ両方の抗原を同時検出する装置

画像出典:THE WALL STREET JOURNAL

 

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フルロナの重症化リスク、コロナ単一より高いという論文も

イギリスの研究チームのまとめた論文によると、

期間:2020年2月~2021年12月の間 患者:コロナ患者で他の疾患の検査も受けた患者 人数:約7000人

約7000人の内3.2%がフルロナだったという調査結果があります。

更に、フルロナ患者は新型コロナ、RSウイルスのみに感染した患者と比べ、

・人工呼吸器の装着 4.14倍 ・死亡 2.35倍

リスクが高かったという結果が出ています。

画像出典:読売新聞

調査期間に流行していたウイルスの種類や患者の体質、地域等の違いで全ての人に当てはまる調査結果という事ではありませんが、 日本においてはコロナ禍となって以降、2シーズンはインフルエンザの流行が収まっていたために、抵抗力が落ちている人が多い状況です。

同時感染「フルロナ」状態への注意が必要となっています。

新型コロナとインフルエンザワクチンの同時接種は可能

感染症の予防対策として、ワクチン接種があげられます。

今現在、日本政府はインフルエンザワクチンと新型コロナ用との「ワクチン同時接種」を推奨する方針です。

同時に接種しても安全性に問題はなく、またワクチンの効果も期待できるとしています。

ワクチン接種をしたからその病気にかからなくなるという事ではなく、重症化の軽減を期待しての接種となります。

→関連記事

【2022年 冬】今年はインフルエンザとコロナが大流行?症状は?予防接種いつから・費用は?コロナワクチンと同時接種は

2.新型コロナ・インフルの同時流行下における外来受診・療養の流れ

厚生労働省は2022年10月に「新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォース」を立ち上げ、11月現在、2回議事を行っています。

この冬、第7波を上回る感染拡大、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時感染に備えた国のフォロー体制整備のための検討の場となっています。

・重症化リスク ・疾患などに応じた受診の流れ ・発熱外来の強化 ・治療薬の供給 ・自己検査キットの確保 ・入院治療が必要な患者さんへの対応強化

などを整え、情報提供を行う目的があります。

「フルロナ」に備えた外来受診・療養の流れイメージ

インフルエンザと新型コロナウイルスの同時感染・フルロナに備え、政府は医療体制が逼迫するのを回避するための対策を検討しています。

・重症化リスクの高い65歳以上の人 ・基礎疾患のある人

などは、今までどおり発熱外来の受診を勧めています。

リスクが低い人は発熱した場合、自分で新型コロナの検査をし、陽性なら健康フォローアップセンターに登録して、自宅療養というモデルが示されています。

併せてオンライン診療の強化なども推進されています。

 

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検査キット、治療薬に関する対策は、

・新型コロナとインフルの同時検査キットを約3,800万回分の確保(発熱外来等の外来の場において、医師の判断により使用する) ・重症化予防に資する新型コロナの治療薬の円滑な供給(一定年齢以上の重症化リスクのある方向け経口薬約290万人分・中和抗体薬約150万人分を確保している。一般流通を開始した経口薬ラゲブリオは、年末に向けて企業から約95万人分を供給できるようにする。)

等、進められています。

「フルロナ」重症化リスクの高い方の外来受診・療養の流れイメージ

「新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォース」で示された標準的なモデルとなる診療の流れ図です。

実際には各地域の状況・方針によってフォロー体制が異なるので、迷った際は居住地の自治体ホームページなどで確認をしましょう。

画像出典:「新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォース」

「フルロナ」重症化リスクの低い方の外来受診・療養の流れイメージ

重症化リスクの高い方向け同様、「新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォース」で示された標準的なモデルとなる診療の流れ図です。

実際には各地域の状況・方針によってフォロー体制が異なるので、迷った際は居住地の自治体ホームページなどで確認をしましょう。

リスクが高い方の場合と異なるのは検査キットでの自己検査やオンライン診療などの流れがある事です。

画像出典:「新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォース」

日々、新型コロナウイルスやインフルエンザの状況は変化しています。 基本的な感染症予防対策の徹底を続けて、疑問点がある場合は主治医に相談もしながら「フルロナ」に注意していきましょう。

3.参考文献

厚生労働省:新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォース
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00400.html
THE WALL STREET JOURNAL:「フルロナ」とは何か? 早わかりQ&A
https://jp.wsj.com/articles/what-is-flurona-what-to-know-about-co-infections-of-covid-19-and-the-flu-11641779214
読売新聞オンライン:同時感染「フルロナ」へ備えを…重症化リスク懸念、死亡率はコロナ単一の2・35倍か
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20221026-OYT1T50198/

 

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