性器ヘルペス
性器ヘルペスとは
性器ヘルペスとは、単純ヘルペスウィルス(HSV)に感染したことにより引き起こされるウィルス感染症です。
感染すると、性器の周りに水ぶくれや赤いブツブツが現れます。場合によっては強い痛みを伴うこともあります。
ヘルペスウィルスは一度感染すると体内に半永久的に残り続け、しばしば再発を繰り返します。初めて感染した場合は、発熱などの合併症状も引き起こされることがあります。
性器ヘルペスの主な症状と潜伏期間
性器ヘルペスに感染すると以下のような症状が現れます。
- 性器に水泡(水ぶくれ)ができた
- 性器にただれ、赤い斑点がある
- 性器に痛みやかゆみがある
性器ヘルペスに初めて感染した方は痛みや高熱が2週間程度も続くことがありますので、早めに抗ヘルペスウィルス薬を服用して症状を緩和させるようにしましょう。
性器ヘルペスの感染ルート
性器ヘルペスの主な感染ルートは性的接触です。
性器ヘルペスは感染してから最初の10日間は潜伏期間となるため、ほとんど症状が現れませんが、その後、性器ヘルペス特有の症状として、性器の水ぶくれや赤いブツブツができ始めます。
性器ヘルペスの検査・治療
検査可能な時期
感染の疑いがある行為をしてから、24時間以上経過していれば検査を受けられます。
来院
ネットより予約の上ご覧院ください。
また、ご予約後に問診表をご記入いただくことでスムーズにご案内が可能です。
感染の疑いがある行為をしてから24時間以上経過していれば検査を行うことができます。
問診
基本的には医師による問診で、どの検査が必要かは判断できます。
患部を見せていただく必要はありません。
検査
単純ヘルペスウィルス(HSV)の抗原・抗体を血液検査で確認します。
検査結果
検査の結果は、抗原検査なら15分、抗体検査だと4~5日ほどで分かります。
治療
陽性反応が出た場合は、抗ヘルペスウイルス薬の治療を行います。
ただし、ウイルスを完全に死滅させることはできないので、疲労、飲酒、ストレスなど体の抵抗力が低くなったときに再発する可能性はあります。